作業環境にはうるさいのです

そんな訳でして、CG製作する作業環境にはうるさかったりします。
会社だと予算だとか減価償却期間でーとかあれやこれやの制約で、そーんなにハイエンドスペックてものは提供されてないので、いつも不満を言っているんだがここんところは大分ましなので落ち着いてる。

が、家になると誰かと作業を分担とかレンダリングサーバーがある訳でもないので出来るだけハイスペックなモノを買うようにしている。

今回もそれなりにスペックは高いものにした。

だがしかし、駄菓子菓子!!!

モニターだけは古いまま。
21インチ液晶デュアルモニターです。
色の再現度が高くても視野角が狭かったら見る角度で色が変わるのでIPSパネルは必須てことでIPSパネルの液晶。
そこはやはりデザイナーなので。
で、やはりデュアルモニターにも不満がある。

それはタブレットとの使い辛さ。

うちのタブレットもかなりの年季が入ってるものでインティオス2を未だに使ってます。
何が問題ってタブレットの横移動の移動値が倍になってしまう事。
そりゃそうだ、4:3モニターに対して1:1でマッピングされる仕様なのにデュアルモニターで横が二倍だもん。
2倍動く・・・
テクスチャーの作業をすると当然、横へ二倍動くので斜めのストロークをするとより角度が広がる・・・

じゃー、モニター固定にして作業てことにすると3DCGの様々なツールパネルをデュアル目いっぱいに展開してるのでアクセス時に一々マウスと握り替え・・・

めちゃめちゃ鬱陶しい!!!

会社でもそうなんだけどねー。

これがテクスチャーのレゾが高くて細かな修正してる時ほどストレスになる。

そこで解決策はワイドモニター。
しかも30インチじゃないと今の作業スペースの確保が出来ない。
そして色域範囲が広くてIPSパネルのもの。

そう思ってたら丁度良いモニターが出た。



HP ZR30w

実はHPはプロ用のモニターは物凄く高品質なものを出してます。
以前出てたDream Colorも凄く欲しいモニターだったんですが、いかんせん高くて諦めました。
しかし、今回のZR30Wは値段的にもかなりリーズナブルになっている。

そして何と言ってもAdobe® RGBカバー率99%という広色域カバーが魅力です。

なんで、Adobe® RGBカバー率に拘るかというとHDRの存在があります。
昨今HDRはゲームではスタンダートになってますが、このデータを正確に把握するにはもはやsRGBでは不可能になってきてるんです。
最終アウトプットは別にいいんだけど、データを作る段階では出来るだけ正確な色(光)で作業をしたい。
特にテクスチャー。
RAWデータを現像するときに、既に現状のモニターでは再現できない環境で何となく補正を掛けてテクスチャーにしてますが、DNGをダイレクトに出力してモニターでトーンカーブかけたらどれだけ自然かなーとか知りたい事も多い。
でもって緑や赤の色域は広くて本当の色をどのように扱うかをキチンと設計したほうが説得力のある画面作りに繋がるからなんですね。

なので、欲しい!!

このモニターにしたらインティオス4にしてワイド対応。

これで快適になるはずだー^^

つー事でPCの支払いが終わったらモニターをアップグレードします!!

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