初めての歌舞伎 「鳳凰祭三月大歌舞伎」

今日は冬並みの寒さで身体もビックリです。

外出て震える・・・

さてさて先月は歌舞伎を始めて観に行きました。

歌舞伎座の前を通ることはあっても中々、見る機会はなかったんですが母親が遊びに来ていて見たいとと言うので見に行ってみた。

桟敷席をなんとか抑えれたんで花道の側で役者さんの目線で見ることが出来ます。

まぁ並びでは取れなかったんで俺は東席だったんですけどね。


うーん、しかし始めての歌舞伎座なんかドキドキしました。

そして3月の「鳳凰祭三月大歌舞伎」の夜の部を見たのでした。

『加賀鳶』 に始まり、『勧進帳』、最後に『日本振袖始』と演目が続いたのですが、どの演目も始めてみたので面白かったです。

『加賀鳶』 は幸四郎さんが天神町梅吉/竹垣道玄を演じてたのですが、凄い声が通るんですね~。

生の声なのにしっかりと届いてきて自然と台詞が響いてました。

細かい演技も独特のテンポで伝わってきて笑いどころもありで楽しいもんだなと。

んでもって、『勧進帳』は吉右衛門さんが武蔵坊弁慶を演じてたのですが、元々好きな役者さんでもあるので楽しみにしてました。

やー、凄いオーラですね。

歌舞伎てこんなんだよね?みたいに誰もがイメージしてたものそのものを見せてくれたというか、ザ・歌舞伎て感じ。

でもそういうTVとかで端っこしか知らないイメージとは別に演目をずっと見ていると、あーこういうのもあるんだーていう色んな発見もありましたね。

吉右衛門さんで見れたことがホント嬉しかったです^^

そして最後の『日本振袖始』は大蛇退治という昔ながらの日本の神話をモチーフにした演目。

これは分かりやすい内容なので、始めてみてもホント楽しめた。

勘九郎さんが素盞嗚尊を演じ、玉三郎さんが八岐大蛇を演じてたんですが、切れのある勘九郎さんの演技が印象的なのと玉三郎さんが演じる八岐大蛇の見せ方が非常に面白い。

これは多分、人を選ばず楽しめる歌舞伎なんじゃないかと思う。

母親は勘九郎さんが好きなんでホントに喜んでくれてた。

やー、始めてみたんだけど歌舞伎は面白いね~。

人によって同じ演目でもきっと違って見えるんでしょうね。

あと、思ってたよりも凄く時間が長いんですね。

16時開始ぐらいで終わりが21時。

こんなに長いと思ってなかった。

そして途中の休憩時間に食事もするんだね~。

そういうの知らなかったから特にお弁当の予約もしなかったんだよね。

売店でも売ってたからそういうのでもいいんだろうけど、もっと早く終わるもんだと思ってたから弁当買わなかったのが失敗。

出来ればお弁当を予約して美味しいのを食べて、少し晩酌しながら見たかったかな。

また、時間が出来たら歌舞伎は見に行こうと思う。

その時はお弁当を予約して見ようっと^^

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