スペインの旅~⑥

前日はディナーまで大満足でぐっすり眠れたので、この日は早起き!

いつもの様に朝ごはんをしっかりとって、この日も歩くのです!!

今回の何の気なしに決めて来たスペイン旅行もこの日で最後!!

六泊四日といっても最初の日は夜到着するからなぁ~^^;

街のレストランでご飯食べて終了だもんよ。

短いなぁ。

悔いを残さないようにGOGO♪

この日はカテドラルから近いジャウマ・プリメ駅へ向かい、4号線へ乗ります。

もうメトロ乗るのも慣れたもんですよ^^

4号線でベルダゲルへ駅で5号線に乗り換えます。

5号線の最初の目的地は、サン・パウ・ドス・デ・マッチ駅。

ここにはモデルニスモ建築で有名なサン・パウ病院があります。

駅を出てちょいと歩くと趣のある建物が目に入ってきます。


間違いない!この感じはサン・パウ病院だ!と確信して壁沿いを歩いていきます。

最初間違えて、普通に今も営業している病棟の方へ歩いていってしまって(笑)

タクシーとかバンバン乗りいれてるしナースぽい人が歩いてるなーと思ったら違ってた^^;

気を取り直して反対方向へ歩くことに。

んで今度こそ到着!!

サン・パウ病院~。


しかしイメージしてた大きさよりかなりデカイです!

病院なんだけど、「芸術には人を癒す力がある」というモンタネールの信念に従い、彫刻とか装飾が至るところに施されています。

とても病院とは思えない佇まい。

ここも内部の見学ツアーがあるんですが、丁度一歩先に学生の一団が来ていて入っていきました。

そしてツアーは1時間に一回という回数。

あまり多くはないんですね。

なのでここは元々外観が見れればいいやと思っていたので見学ツアーはパスです。

でここから行きたかったとこが、サン・パウ病院からサクラダ・ファミリアまで一直線に繋がってるガウディ通り。

そう、ガウディ通りを通ってサクラダ・ファミリアへ行きたかったんですよ。

なのでガウディ通りを散策です。

通り沿いにはカフェやレストランもあるのですが、とにかくここは落ち着いた雰囲気の場所。

ここら辺りでランチもいいだろうな~と眺めつつ歩いていくと直ぐ様、サクラダ・ファミリアが正面に見えます。

顔のニヤニヤが止まらない^^

今回のスペインの旅の最大の目的は、このサクラダ・ファミリア。

死ぬまでに一度は実物を見ておきたいと思ってたんです。

やっとその夢がかなうなぁと思うともうニヤニヤが止まらない。


そしてガウディ通りからサクラダ・ファミリアに繋がる交差点付近まで来るとーーーーー

でけーーーーーっっ!!


実物の大きさに圧倒されてしまいます。

サクラダ・ファミリアのチケットは既にネットで予約済みだったので長蛇の列に並ぶ必要はないですが、入場時間は指定されているので、その時間に入場の受付場所に行かないと入れません。

ちなみに受付時間は15分単位。

結構シビアな時間ですよ。

なので遅れる事が出来なかったので早めに来たのでした。

当初の目論見では、エレベーターは時間厳守だろうけど、ショップとか下のフロアとか観れるんじゃないかと思ってたんですがその目論見は早くも崩れちゃいました(泣)

ショップとかミュージアムも一度入場しないと見ることはできず、チケットの予約時間以外はダメでした。

なので小一時間、サクラダ・ファミリアの手前の公園でボーっと待つ事に。

この日は朝から日差しも強かったので木陰でお茶を飲みながらガイドブックみたりとかで時間を潰す。

んで時間が来たので直ぐ様、入場口の受付に行って入場。

手荷物の検査とかもし終えて、さぁいよいよサクラダファミリアの中へGO♪


今回僕の取ったチケットは生誕のファサードのチケットなので入場もそちら側からしか入れませんが、入り口からして凄まじいですね!

イエスの幼少年時代の出来事を表現しているそうなのですが、彫刻も細かいし、入場門を潜る人々に目線を配っているような構図もなんかも何か不思議なモノを感じます。


さぁいよいよ中に入るぞー!と胸踊る中一人なので、おっしゃーと声を出し中へ。




内部はというと想像を超えてた広さと高さ!

もうちょっと狭いぐらいの間隔で写真とかビデオとか見て感じてたんだけど実際はこれほど広くて高いとわっ!

しかも明るい!!

取り巻くステンドグラスからの光が生誕のファサード側は青を基調にしていて受難のファサード側はオレンジ基調。

様々な光が内部を照らしています。



荘厳なという感覚よりも個人的にはアトラクション!!!(悪い意味じゃなくて)

なんつーか、神秘的というよりも心がドキドキワクワクさせられる感じです。

内部の中央には椅子がズラーっと並べられているんですが、ここに入ると直ぐ座れと係りの人に言われます。

立ったままだと怒られる^^;

言われたとおり椅子に座るんですが天井を見上げると圧巻。


どうやって作ってるんだろうて思わずにいられない構造を光が照らして不思議な天の世界が作られている。


20分ぐらいこの天をあちこち目を配って見入っていました。

なんつーかそれもアトラクション!!

さぁ結構このフロアでずっと見て回ってたのでもう一つのお楽しみエレベーターも乗っちゃおう!!

て事で生誕の塔のエレベーター乗り場へ向かいます。

ロッカーに荷物を預けてさぁエレベーターで塔の上に!!!

数名しか乗れない小さなエレベーターですがどんな光景が待っているのかドキドキです!!

そしてエレベーターが到着して付いた先がコレ


た、たけーーー!!

しかも石で出来てる塔の上。

高所恐怖症にはかなり怖い場所なんですけど・・・・

んで順路に沿って歩いて進みます。

人がドンドンやってくるし狭いからあまり立ち止まっていられない。

最初の関門は石で出来た小さな渡り廊下を渡って手前の塔にわたります。

石で出来た小さな渡り廊下をですよ!

グラって来て石落ちたら死ぬじゃん!

て良からぬ思いが駆け巡るのが高所恐怖症の癖。

案の定、日本から来てた熟年夫婦の旦那さんがその渡り廊下で腰抜かして歩けなくなっていた・・・・

奥さんに手を引かれてスゲー時間をかけてやっと渡るもそこから続く塔の石階段を下るのも怖い様子^^;

受難の塔行けばいいのにと内心思った。

受難の塔は行きも帰りもエレベーター使えるんでね。

で、俺はというと怖いのでスタスタと通り過ぎる!!

これでそこで落ちるリスクは減るもんね!!

いやいや、いつ落ちるかわかんないじゃん^^;





しかし、予想を超える高さでビックリしました。

こんな高い塔まで石で出来てるのかと。

メンテとかで色々現代の技術も投入されて耐久度も向上してるんですけど、まぁ実際に歩くと凄いですね。

石の階段をずっと下っていくんですが、途中ちょっとした出窓みたいなとこがあるんです。

そこが石で組み上げられてて軽く塔の側面に出ることが出来るんですが、ちょっと足が竦みましたね<お恥ずかしい^^;

しかし子供たちはテンション高くて何も気にせずその場に行って撮影大会。

うーん、凄い心臓してる^^

そんなこんなで小窓から外の景色眺めたり建造中の箇所を見たりと満喫しながら元のフロアへ戻ります。

折角なのでミュージアムとか御土産やとかも覗いてみるもかなりの人の数。

落ち着かない・・・・

もう一度、サクラダ・ファミリアの内部へ入って再度堪能。

うーん、満喫したぞーーー!!

て事でサクラダ・ファミリアを後にする。

何だかんだで1時間半ぐらいここにいた^^

出口は受難のファサード側だったのでそちらへてくてくと歩いてゲートへ。


生憎この日は受難のファサードの片側は工事中のため足場が組まれネットが張られていました。

残念。

もし生きてる間に完成したらもう一度訪れたいですね~。

そんな思いを馳せながら、直ぐ近くのメトロへ向かいます。


続く~

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